組織のコミュニケーション
どの会社組織にも、あるいは店舗経営にも、人と人との
日々のコミュニケーションは、とても大事な要素となる。
今の時代ほど、職場にもメールやメッセンジャーが多用される
ようになったから、組織はフラット化したほうが
より、スピーディーな展開が可能になるという意見も
ありますが
現実に、3人の組織、10人の組織、100人の組織の
つながりを点と線で結んでいくと・・・どういう違いが
あるのでしょうか。
■3人の場合
人と人が結びつく線は、「3本」です。
■10人の場合
10×(10-1)÷2=45
人と人が結びつく線は、「45本」です。
こうしてみると、人数は約3倍に増えただけなのに
結びつく「あいだ」の線は、15倍に増えてしまうのです。
さらに、およそ中小企業の印象にある組織規模では
どうでしょうか。
■100人の場合
100×(100-1)÷2=4950
人と人が結びつく線は、「4950本」です。
極端な事例ですが、フラットな組織であれば、
まさに、このような関連性をもって、連携を
保ちながら仕事を進めるという事態になってしまいます。
そこで、10人をひとつにまとめてチームを10コ
構成してみるとどうでしょう。
「リーダー10人の会」
各チームは、10人の集まりですから、先程の結びつく線は
「45本」ですよね。
それが、10コですから、合計して「450本」に
収まるわけです。
したがって、会社やFCチェーン店などでは、課長やエリア長など
肩書きが重要なのではありません。
頭脳から手足の先まで、健全に機能する「関節部分」が柔軟に
機敏に動く必要があるのです。
血液の流れ、神経系統の機能が万全でないと、機能不全を
起こしてしまうということです。
自由自在に、チームメンバーが機能するということは
「関節部分」であるリーダーの存在が、とても重要になって
くるのです。
また、今後もリーダーシップについては、話題に取り上げたいと
思っています。
「五感がモノを言う指導方法」
「サーチライト視界良好」
「テイクオフポイント」・・・・など
今日は、このへんで、明日に備えます。。
おやすみなさい zzzzzz-----