イルカに乗った人事マン

人は輝くSUN社員 ~舞台裏の熱い人事メモです!

地上に星が見えたら・・・

都会で一人で暮らすこと

 東京では 晴れても 曇っても 

 夜空に星が見えないことが多い


 いろんな希望抱いて、上京しても

 いろんな夢をもって、会社に勤め始めても

 いつのまにか、星の屑となって、地上に散って落ちる。


 高層ビルのネオンサインは

 それが地上の星の 吹き溜まりとなっている

 電車の車窓を通じて 目に染み込んでくるもの。




■ 優しい赤  福原美穂 (アニメPV)


 このアニメPVには、その

 オフィス街の風景が 描かれていて

 たとえ くじけそうになっても

 自分を励まして 

 強く 生きていこうとしている・・・


 地方にいる両親や 兄弟の笑顔が思い浮かぶ

 いま、あきらめてはいけない

 いま、引き返してはいけない

 何のために 東京へ出てきたのかが分からない。




 でも、そのこだわりに、本当の真実があるのだろうか?

 その意地と 突っ張りには 未来があるのだろうか?

 日々、同じ満員電車に揺られて、毎朝オフィス街を大行進して

 あくせく働き続けることが 

 本当に自分らしい自分なのだろうか?



 人生80年間 生きていく上で

 ときには、あきらめることも大事なことがある。

 ときには、根拠のないしがらみを捨てることが意味有る場合もある。


 「決断する」ってことは、断ち切って決めるということだから。

 都会が素敵という憧れは・・・・遠い過去のことであって

 すでに幻想に変わっているのではないか?


 それを否定もせず、現実として見える「今」ならば

 もう一度 2012年を迎え 考えなおす好機なのかも知れない。


 生まれ育った街や その友人たちには 何も汚れがなく

 純粋に あなたを迎えてくれるだろう。


 一度離れた 故郷だからこそ、 それが新鮮に映る

 それを気づけること自体に 換えがたい価値がある。


 万人に当てはまることだは 思わないが

 また数年間を 迷いながら、不完全燃焼の日々を送るくらいなら

 この都会の喧騒から 

 自分が開放されるのも いい生き方だと思います。