「縁故採用」・・・日本のグレーゾーン。
いきなりですが、こういうWEB記事を見つけたので
さっそく、思考を巡らせながら 書いてみます。
http://www.j-cast.com/2012/02/03121164.html
どうやら、この記事によると、世論は真っ二つに割れている。
以下は、このWEB記事の引用になります・・・・
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「法律上、縁故採用を明確に禁止する規定はないが、今回の岩波書店の方針には、
賛否両論あるようだ。
例えば、ヤフーの意識調査の「この応募条件は問題ある?」という問いに対して、
現時点で約2万5000票が寄せられている。
そのうち、43%が「問題ある」、52%が「問題ない」というもので、
賛成派が、やや多い。
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自分が、人事職として10年間ほど携わってきたことか・・・
いろんな視点があって、またいろんな論点に分散する。
その焦点もひとつだけでなく、立場もそれぞれ、違ってくる。
>「縁故」・・・そもその、その関係性のバリエーションは?
>「紹介状」・・・そもそも、その信ぴょう性は?「推薦状」とは、どう違う?
>「書類選考」「筆記試験」「面接試験」・・・どこで、一般応募者と違いがでる?
>「新規学卒」「中途転職者」・・・その扱いの違いは?
>業界は違えども、「二世議員」「二世タレント」は、縁故就職とは違うのか?
>いざ、「縁故採用」した社員の実務能力や組織貢献度は、評価としてどうなのか?
>昇給、昇格への影響が、現実にあるのかどうか?
>「インターンシップ」の受け入れ企業が、学生の希望する企業に推薦状は
書かないのか?欧米では、普通にある手法。
>「再就職支援」の一貫として、前職の上司が、次なる転職希望先の企業へ
推薦状は書けないものか?
まだまだ、議論のステージを、想定した上で、その基準をまず
相互理解してからでないと、「縁故採用」が是か非かとは?
論じることができないと思えますねーーーー
何も、結論にはいたらず・・・・。
日本の雇用慣例、企業文化。さらには「終身雇用・年功序列制」
中途半端な「成果主義・目標管理制度」などなど・・・
まさに、世界中の料理が、日本では食べられることと
どこか、類似しているような気もする。
経営者(料理長)の味の好みで、どうにでも料理できるし
それを、美味しく食べるかどうか、店の雰囲気だけで通いつめるのか
お客(職業人)も、本当の嗜好(思考)は
なかなか、定まっていないのかもしれない。