イルカに乗った人事マン

人は輝くSUN社員 ~舞台裏の熱い人事メモです!

経営資源は わたしの資源

経営資源として、よく言われる「人 モノ 金」さらに「時間」を足すと

これこそ、人生のなかでも、限りある資源だと思えます。



◯若い世代から、本来の「友人関係」をどう築いていくのかを体験して、

生まれた国に限定せずに、世界へ飛び出していったほうがいい。


◯与えられた「モノ(情報)」を受け身で消費するだけでなく、

その出どころを、自分の目で確かめてみる 体験するのも

重要なことだあるだろうと。


◯さらには、「マネー感覚」を高める意味で、自分の生活に

家族の生活に 今どれだけが必要で 向こう5年間 10年間で

どれだけの支出と収入が見込まれるか 計算できる能力も養われるといい。

高卒で働いた人が、4年間で得る収入と

大学進学した人が、4年会で使う支出と そのプラスマイナスの差額は

どの程度になるのか、22歳にしてその開きを どこで取り戻して

その負債を どのようなカタチで 両親に返済をしていくのか?

もちろん、これが親の押し付けではなくて、自らがその事実に
気づいて、それを認識することに意味があるはずです。


◯さいごに、「時間」これは、誰もが無頓着になりがちな貧富の差もなく

平等に手にできる資源です。毎日の24時間に流されるのではなくて

週単位、月単位で、ブロック割りして、それを年間に積み上げができる

ように訓練をすることも方法です。

例えば、一日2時間の切り出しで、700時間もの余剰時間を

手にできるということになります。


これは、通常の生活で睡眠時間と、食事、風呂、支度時間など以外の

12時間の活動時間に置き換えると、およそ60日分に相当します。

単純に、それができる人には、「1年間が 14ヶ月」になっているということです。

数字遊びをしていても仕方ありません。

どの世界でも一流人のなかの一流人は、その平凡で当たり前のことを

時間の価値としてとらえて、一途に努力を注ぎ続ける人なのだろうと

感じていいます。


受験勉強でも、その経験部分は、体験として学び取れるとは言えますが

おおきな矛盾と損失は、その習慣が 大学受験が終わったとたんに

消失しがちであるところではないでしょうか。


大学は、本来の学業以外では、一年間のうち「半年以上」は大学の
敷地内におらず、完全休業状態です。

文化系の大学の場合は、3年生4年生となるにつれて、さらに
大学生としていながら、大学からはほど遠い生活になっていく。

時間割はスカスカ。そして就職活動に流れ込んでいき、スマホ片手に

冬から春 そして夏から秋と 季節を一巡しながら、都会のオフィス街を
駆けまわることになりがちです。

その若者たちの時間や労力がすべて、無駄にはならないにしても
もっと合理的に 効果的に活用する方法があると思えます。

若者のエネルギーは無限大ですから、日本の国を元気づける
いろんな幅広い世代の人々触れ合うなかで、自分の生きる価値を
見出すことに方向転換をしてみるとか・・・・


できなくはないでしょう。

こじんまりとして、無難な性格で お行儀の良い子に
誰が育てたんでしょう。

多少、日本のガッコーの勉強ができなくても、人生で大きなマイナスには
ならないのだから、もっと枠からはみだすことを恐れずに
自分で生き抜くことを決意して、ドロップアウトしてもいいのではないか。

日本人であることの自覚をもって、世界の人々はどういう価値観を持っているの?
好奇心たっぷりに、ドキュメンタリーのなかで生きることが 数多くの
感動や 悲しみや 辛さも実感できるというものです。

あちらこちらの文化も体験して、そして掴みとってきたなかで
また、新しい自分が出来上がってくる。

教科書は、受験勉強、そして就活マニュアルで、新入社員研修で・・・
同じ色に染められても・・それは本来の自分の「色合い(個性)」では
なくなっている ペンキの上塗りでしかないだろうから。


自分の色は自分で選んで、 自分で塗りまくる・・・

いっとき流行った「自分探しの旅」から転化して

「自分らしい就職」という意味合いは、その根本のズレが

なければ、的を得た人事系サービスのキャッチフレーズだと思えます。



まだまだ、雇用情勢は厳しくなる方向に進むのは確実なようです。



3月22日、今朝の産経新聞の一面は

「液晶テレビ40インチが 3万円台に突入」と大見出し。

これらは、日本の大手の家電メーカー、流通、小売店などに

どういう 深刻な影響を与えていくのでしょうか・・・



もうすでに 恐ろしい時代を迎えているのです。

既成の教育に依存したり、いま有る会社にもたれかかるのも

永遠なる 幸せの保障にはならないのでしょうから・・・。

明日は我が身・・・我が身は自分たちで守らないと

いけない時代なんですから。